喫煙者は虚血性心疾患リスクが3倍

 喫煙者の虚血性心疾患リスクは非喫煙者の約3倍であることが、厚生労働省の研究班より発表されました。
特に心筋梗塞では、そのリスクは男性で約4倍も高かったとのことです。
 40~59歳の日本人男女約4万人を対象に、11年間にわたって追跡調査が実施され。喫煙習慣と虚血性心疾患の関連性を調べられたものです。
同研究班は、「喫煙によって血液をどろどろにする血中成分の増加や善玉(HDL)コレステロールが減少することで動脈硬化が促進され、
虚血性心疾患の発症リスクが増加したと考えられる」と分析しています。

「European Journal of Cardiovascular
Prevention and Rehabilitation」4月号